ドメイン取得への道

ドメイン取得への道

マルチドメインとは?レンタルサーバーでWordpressが何個も作れます

マルチドメインとは1つのレンタルサーバーの契約で複数の独自ドメインを登録できて、いくつもホームぺージやWordpressが作れるサービスです。

もし、契約プランのマルチドメイン数が50個になっていれば、そのプランでは「独自ドメイン」を50個まで登録できます。 そして独自ドメインの数だけホームぺージが作れることになります。

マルチドメイン機能がなければ作れるホームページは1個

もしレンタルサーバーのプラン内容にマルチドメイン機能が入っていない場合、レンタルサーバーに登録できる独自ドメインは1つだけになります。

この場合、作れるホームページの数は1つだけになります。

マルチドメインが1個だと・・・

「aaaaa.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:aaaaa.jp が作れる)
「bbbbb.jp」×:登録出来ない
「ccccc.jp」×:登録出来ない
「ddddd.jp」×:登録出来ない
「eeeee.jp」×:登録出来ない

もし、追加でホームページやワードプレスを作りたくなったとしても登録できる独自ドメインが1つだけなので、作ることが出来ません。

多くのレンタルサーバーではマルチドメイン機能がついていますが、月額100円~200円ほどの低価格プランのレンタルサーバーだとマルチドメインの機能がないプランが多いので注意してください。

マルチドメイン5個なら5つのホームページが作れる

契約プランのマルチドメイン数が5個の場合、最大で5個まで独自ドメインが登録できます。 この場合、作れるホームページも5つになります。

マルチドメインが5個だと

「aaaaa.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:aaaaa.jp)
「bbbbb.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:bbbbb.jp)
「ccccc.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:ccccc.jp)
「ddddd.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:ddddd.jp)
「eeeee.jp」〇:ドメイン登録できる(https//:eeeee.jp)

大体500円以上のレンタルサーバーのプランになってくるとマルチドメイン機能がついてきますので、 複数のホームぺージを作りたい人は、500円以上のプランを検討してください。

マルチドメインなら登録ドメインの分だけメールアドレスも作れる

マルチドメイン機能があればホームページだけでなく、メールアドレスもマルチドメインの数だけ作れます。

メールアドレスもマルチドメインの数だけ作れる

「aaaaa.jp」メールアドレス(info@aaaaa.jp)
「bbbbb.jp」メールアドレス(info@bbbbb.jp)
「ccccc.jp」メールアドレス(info@cccccc.jp)
「ddddd.jp」メールアドレス(info@ddddd.jp)
「eeeee.jp」メールアドレス(info@eeeee.jp)

マルチドメインは無制限で提供されているプランも多い

このマルチドメイン、今では多くのプランで採用されています。

当サイトで紹介している標準プラン(1,200円~1,500円ぐらい)であれば、マルチドメイン数が無制限になっているプランがほとんどです。

1契約で複数のホームページが持てるサービスになるので「何個かホームページを作りたい」 「ドメイン別にメールアドレスを作りたい」人にとっては大変お得なサービスだと言えるでしょう。

ワードプレスを作成する場合には「データベース」も必要

マルチドメインが50個の場合、ホームぺージが50個作れると説明をしましたが、ワードプレスについてはこの限りではありません。

ワードプレスを1つ作成するためには、マルチドメインに加えてデータベースも1つ要ります

そのため、マルチドメイン数が50個あってデータベース数が10個の場合だと、実質データベースの提供数である10個までしかワードプレスが作れません。

ワードプレスを複数作りたい場合は、借りているプランのデータベース提供数がいくつなのかを把握しておきましょう。

低価格プランのデータベース数は要チェック

データベースで特に注意してほしいのは低価格プランを検討する際になります。

300円以下のプランの場合、プランによってはデータベース数が0個、または1個だけというプランがほとんどです。

ワードプレスを複数作りたい場合は、大体500円ぐらいからのプランを選ぶことになると思います。

一方でレンタルサーバーでもっとも登録している人の人数が多いであろう1,200円~1,500円の価格帯においては 提供されているデータベース数も多くなっています。50個や無制限となっているプランが大半でしょう。

(解説:プランごとのデータベース数まとめ

マルチドメインのメリットとデメリット

実際にマルチドメインを活用する際のメリットとデメリットについて紹介します。

メリット

コストが浮く

もしマルチドメインが10個あれば、1つのレンタルサーバーを借りるだけで10個のホームぺージが作れますので費用が浮きます。

データベースも提供されていればワードプレスも同等の数だけ作れます。

管理がかんたん

マルチドメインであれば管理は1つのレンタルサーバーだけで済みます。

複数のレンタルサーバーを借りることになると、わざわざログインしなくてはいけませんので 契約サーバーが増えれば増えるほど管理が煩雑になります。

複数のサイトを作るのであれば、1つのレンタルサーバーだけ契約していた方が遥かに管理しやすいです。

デメリット

マルチドメイン機能にはデメリットらしいデメリットがないのですが、あえて考えてみました。

プランによってはマルチドメインごとにSSLの発行が必要かも

エックスサーバーなどほとんどの個人向けレンタルサーバーでは無償のSSLを発行してくれますので、マルチドメインを使ってもSSL化を簡単にできます。

しかし、SSLの提供数が決まっている場合、マルチドメインで複数サイトを作ったときに有償でSSLを購入しなければならないプランもあります。

そのような場合はコストがかさむことになりますので注意しましょう。

1契約での管理なのでダウンタイムも同時に発生する

マルチドメインを利用するということは1つのサーバーの中に幾つものサイトデータを入れているということです。

そのため、なにか問題があってサーバーダウンした場合、1つだけではなく運営サイトが丸ごと落ちてしまいます。 稼働率の高いレンタルサーバーを選びましょう。

マルチドメインの提供数

各レンタルサーバーのマルチドメインとデータベースの提供数を表にまとめてみました。 各サーバーでワードプレスが使えるようになる最も安価なプランを調べています。

大半のレンタルサーバーではマルチドメインもデータベースも無制限にしていることがわかりますね。

月額料金はそのプランの最低料金を表示させています(36ヶ月払い・キャンペーン価格を適用)

会社名 マルチドメイン データベース 月額料金
Conoha Wing 無制限 無制限 678円~
エックスサーバー 無制限 無制限 643円~
シン・レンタルサーバー 無制限 無制限 539円~
カラフルボックス 無制限 無制限 528円~
ABLENETレンタルサーバー 無制限 無制限 830円~
CPI 無制限 無制限 4,840円~
iCLUSTA+ 61個 無制限 1,027円~
ヘテムル 無制限 無制限 1,100円~
ロリポップ(ライト) 100個 1個 220円~
スターサーバー(ライト) 50個 1個 220円~
さくらレンタルサーバー(スタンダード) 200個 50個 415円~
この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー