レンタルサーバー各社のCPUとメモリを比較。役割を解説
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レンタルサーバーの処理性能を把握する一面としてサーバーにどんなCPUやメモリが載っているのか知っておきたくはないでしょうか?
cpuやメモリの性能が良ければ、それだけデータ処理も早くスムーズになります。
そこでこのページではCPUとメモリの基本的な役割について説明し、
レンタルサーバー各社に搭載されているCPU・メモリを調べて比較をしています。
CPUやメモリ性能が第一だとは思いませんがサーバーに載っているCPUの性能が良ければやっぱり安心じゃないでしょうか。
なお、CPUの性能がよく安定性があるレンタルサーバーとしてエックスサーバーをおすすめしています。
国内No1のサーバー速度のテスト結果が出ていて。稼働率99.99%という安定稼動を実践しています。
CPUやメモリが関わるのは「処理速度」と「同時に起動させるアプリケーションの数」
レンタルサーバーというのは言ってしまえば高性能なパソコンであり、パソコンと同様にCPUの役割は処理速度を担うものとなっています。
一方でメモリは複数のアプリケーションを立ち上げた際に同時処理が出来るデータ量に関わってくるものになります。
メモリの容量が多ければ、その分複数のアプリケーションを同時に起動できます。
多くのアクセス数があっても素早く処理を行い訪問者にページを表示させる役割を任されているのがCPUとメモリといえるでしょう。
ストレージやWebサーバーソフトも処理性能に関わるもの
CPUだけでなくWebサーバーソフトやストレージもサーバーの処理速度に関わってくる要素となります。
サーバーの比較をする際にはCPUだけでなくWebサーバーソフトやストレージにも気を払っておきましょう。
もっとわかりやすく。CPUとは?
CPUとは「中央演算装置」とも言われデータを処理する役割を担っています。
CPUによって処理の早さが違いますので、性能が良いCPUであれば様々なデータ処理の時間が短くなります。
インテル社のCPUと、AMD社の2社のCPUでほとんどのシェアを占めています。
1人向けのパソコンの場合、Intel製だと「core i5」や「core i7」などが搭載されています。
レンタルサーバーに載っているCPUは、個人向けパソコンに搭載されている「coreシリーズ」よりも機能が良い、
「Xeon(ジーオン)」とよばれるよりエンタープライズ向けのCPUが使われています。
この「Xeon」は1人向け(コンシューマー用)のパソコンには、ほぼ搭載されていません。
データーセンターなど、つまりレンタルサーバーで活用するたのハイエンド向けCPUになります。
また、ワークステーションなど企業用パソコンにも搭載されています。
CPU種類 |
用途 |
Xeon |
エンタープライズ向けサーバー・ワークステーション |
Core |
コンシューマー向けPC |
Pentium |
コンシューマー向けPC |
Celeron |
コンシューマー向け廉価版PC |
Atom |
ネットブック・タブレット端末向け |
Quark |
ウェアラブル端末向け |
もっとわかりやすく。メモリとは?
CPUが処理速度を決める要素だとすると、
その処理したデータを保管して同時処理する役割を持つのがメモリになります。
フォトショップだけでなく、イラストレーターや動画ソフトも同時に編集したいという場合、複数のソフトを同時並行で編集する場合はメモリがどれくらいあるのかも大切になります。
メモリ(RAM)があることでソフトの同時処理がより早くなっている。
どれだけ良いCPUをサーバーに搭載していても、メモリ容量が少ないと複数ソフトを編集するという並行処理をする場合は遅くなってしまいます。
これだとCPUの良さが全く生かしきれないことになります。
CPUに加えてメモリの容量が確保されて初めて、
複数ソフトの同時処理がすばやく行えることになるわけです。
レンタルサーバーのメモリについて
コンシューマ向け(家庭用)のパソコンの場合、搭載されているメモリは
低価格パソコンで2GB~4GBとなります。10万を超えるようなパソコンの場合は8GB~16GB搭載されていると大体のイメージを持ってください。
企業用のレンタルサーバーに搭載されているメモリの容量は、
コンシューマ向けよりも遥かに多くなっていてレンタルサーバーにもよりますが256GB~512GBといった
メモリが搭載されているものが活用されています。
このメモリをそのまま1人で消費できるということではありません。各社それぞれサーバー1台につき収容人数が40人だったり50人と決まっています。
同じサーバーに割り当てられた管理者同士で共有する形になります。
レンタルサーバー「CPU・メモリ」比較
各社の「CPU」と「メモリ」をまとめてみました。
太字で表示している会社は、サイトでの公表値になります。
この公表値については最新サーバーのものが割り当てられた際の数値になると思いますので、
契約すれば必ずこのスペックになるということではありません。
エックスサーバー、さくらインターネットでは管理画面で搭載CPUを確認できる
「エックスサーバー」「さくらインターネット」では、管理画面から割り当てられているCPUやメモリの確認が出来ます。
それぞれXeon E5シリーズの「Xeon E5-2640」を導入していることが確認できました。
その他の要素で比較する
プラン選びはCPUやメモリだけでなく、他にも様々な要素が関わってくるため迷ってしまうと思います。
他の要素もくわしく比較していますので、検討の判断材料にして下さい。
設定が不得意な方は:「ワードプレス簡単インストール」
安定性を求める方は:「稼働率」
この記事の著者・プロフィール
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。
これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
ー当サイトは一部PRを含みますー