ドメイン取得への道

ドメイン取得への道

【2025年3月】独自ドメイン取得おすすめ7社を徹底比較!どこがいい?

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ドメイン会社の比較

このページではドメイン会社を選ぶ基準として「料金」「ドメイン無料キャンペーン」「ドメインの種類」 「支払い方法」「Whois情報」など5つの要素を比較しています。

どのドメイン会社を選べばいいのか。どのように独自ドメインを取得すればいいのかわからない。又は迷っている。そのような方が比較を行うための内容になっています。

ドメイン取得の前提

最近のドメイン取得を取り巻く傾向として、レンタルサーバーとセットで独自ドメインを契約する傾向が強くなっています。

これは多くのレンタルサーバー会社がドメイン無料キャンペーンを始めていることが大きく影響しています。 今ではレンタルサーバーに申し込むだけで無料でドメインが貰えるようになっています。 そのためドメイン取得先を検討する場合、まずはレンタルサーバー会社を決めることが大切です。

ドメイン選びに迷っているからは、まずレンタルサーバーを検討してください
レンタルサーバー人気14社を徹底比較

もし希望のレンタルサーバー会社でドメイン無料キャンペーンを行っていなかったり、キャンペーンの条件から外れてしまう場合については、別途ドメイン会社を探す必要が出てきます。 この場合でも基本的にはレンタルサーバーと同じ会社でドメイン契約することがおすすめです。管理がしやすいからです。

特定のドメイン機能が使えない。.incなど取得を希望しているトップレベルドメインを扱っていない。 こういったケースではドメイン会社を探した方が良いでしょう。そんな時にこのページを読んでもらえればご活用頂けると思います。

では、さっそく比較していきましょう!

ドメイン取得を徹底比較(5つのポイント)

1.料金の比較

各ドメイン会社の「.com」「.jp」「.co.jp」の料金をまとめてみました。

(※料金は2025年3月26日調べ)

会社名 .com .jp .co.jp
お名前.com 1年目:0円(2個目から1,408円)
更新:1,287円
1年目:0円(2個目から3,124円)
更新:3,091円
1年目:1,980円
更新:4,125円
エックスサーバードメイン 1年目:1円
更新:1,602円
1年目:350円
更新:3,102円
1年目:2,068円
更新:4,136円
ムームードメイン 1年目:999円
更新:1,728円
1年目:999円
更新:3,344円
1年目:1980円
更新:4,378円
スタードメイン 1年目:980円
更新:2047円
1年目:1,900円
更新:3,201円
1年目:2,856円
更新:4,100円
バリュードメイン 1年目:0円
更新:1,994円
1年目:2,035円
更新:3,905円
1年目:2,000円
更新:5,198円
名づけてネット(*1) 1年目:1,200円
更新:-円
1年目:2,800円
更新:-円
1年目:7,200円
更新:-円
ラッコドメイン 1年目:1,738円
更新:1,958円
1年目:2,838円
更新:3,278円
1年目:3,003円
更新:5,148円

(*1 名付けてネット:クレジットカード支払い時の料金)

ドメイン料金は1年分の「年間払い」が基本

独自ドメインの支払いは1年間まとめての年間払いになります。月額単位の支払いはありません。

「.com」「.jp」など人気ドメインであれば年間で数千円。月にすると大体、数百円ほどで独自ドメインが契約ができます。 ただし、ドメインには500種類以上の種類があり、なかには高価なドメインもあります。

ドメイン料金は「初年度」と「2年目以降」で料金が違う

そして、ドメイン料金は1年目にかかる「初年度料金」と2年目以降にかかる「更新料金」の2つに分かれます。

長い期間ホームぺージを運営する予定でドメインを取得する場合は、「2年目以降の更新料金」がベースになると考えた方が良いでしょう。

「.com」は1,000円~2,000円が目安

人気No1ドメインとなる「.com」の料金の目安は1,000円~2,000円となります。

お名前.comやエックスサーバードメイン、バリュードメインでは初年度無料、または初年度1円で契約することが出来ます。

「.com」は独自ドメインでは圧倒的な登録数を誇り、JPNICが公表する登録数では2024年11月時点で約16億のドメインが登録されています。 この数字は世界中を合計した数字であり、日本で契約されている.comドメインの数も含まれています。

「.jp」は3,000円が目安

日本の国別ドメインとなる「.jp」も人気ドメインの1つです。日本レジストリサービスが公表している登録数を確認すると2025年1月時点で112万件となっています。

料金の目安は初年度料金だと幅があります。お名前.com、エックスサーバードメインであれば初年度キャンペーンで0円~350円ほどで契約できます。

更新料金では各社の差はそこまでありません。大体3,000円~4,000円ほどが目安の料金になります。

「.co.jp」は4,000円が目安

日本で登記している法人だけが登録できるドメインが「.co.jp」になります。

料金は初年度料金だと2,000円ほど。更新料金で調べると4,000円ほどが目安の料金になります。

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人気ドメインにおけるドメイン料金は年間で数千円ほどなので、そこまで高くないのが嬉しいですね。

その2.独自ドメイン無料キャンペーン

最近ではレンタルサーバーを契約するだけ、又は1年間といった一定期間以上の長期契約をすることで独自ドメインを無料にしてくれるサーバー会社が多くなりました。

この場合、レンタルサーバーを契約している期間はドメインをずっと無料で提供してくれます。

キャンペーンを実施しているサーバー会社5選

現在、ドメイン無料キャンペーンを実施している主な会社は以下になります。

キャンペーンを実施しているのはConohaWINGエックスサーバーなど個人ブロガーに人気の会社が多くなっています。

ドメイン無料キャンペーン実施5社

この独自ドメイン無料キャンペーンにはメリットが3つあります。

  1. ドメイン料金が無料になる
  2. ネームサーバー設定を行う必要なくなる
  3. ドメインの管理がしやすくなる

それぞれ簡単に説明してみましょう。

メリット1.独自ドメインの料金が無料になる

1つ目のメリットはドメインにかけるコストが0円ですむということです。

例えばConoha WINGではWINGプランで契約するだけで独自ドメインが2個ももらえます。 シン・レンタルサーバーもサーバー契約するだけで独自ドメインが最大2個もらえます。

その他にもエックスサーバーやロリポップでは12ヶ月一括払いで契約することでドメインが無料でもらえます。

メリット2.ネームサーバーの設定が簡易化される

2つ目のメリットはネームサーバーを設定する必要がなくなることです。

基本的にレンタルサーバーと独自ドメインを別々の会社で契約した場合は、ドメイン側でネームサーバー設定というものが必要になります。

はじめてドメイン契約する方にとって、このネームサーバー設定はおっくうなものでしかありませんが、 レンタルサーバーとドメイン会社が同じだとネームサーバー設定がボタン操作だけで設定できるようになります

本当に簡略化されますので、実質ネームサーバー設定の苦労から解放されます。

メリット3.ドメイン管理がしやすくなる

3つ目のメリットはドメインの管理がしやすいということです。

ドメイン会社とレンタルサーバーが別々の事業者だと、管理画面が別々になります。

具体的に言えばレンタルサーバーの管理画面に入るためにA社のサイトからログインをする。 独自ドメインの確認をするためにB社のサイトから管理画面にログインをする必要があります。

もし、レンタルサーバーとドメイン会社が同一であればA社の管理画面に入るだけでレンタルサーバーも独自ドメインの契約状況を確認することが出来ます。 別管理だと、一方の管理画面に入るのを忘れて「契約期限が切れていた」なんてことが起こりがちですが、そういったリスクも減らすことが出来ます。

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このように独自ドメインの無料キャンペーンはメリットが多いため、とてもお得なキャンペーンだと言えます!

【個人&法人】おすすめレンタルサーバー14社を比較(2025年3月)・・・料金やサービスの違いを1ページで説明

その3.ドメインの種類

独自ドメインには種類が沢山あります(トップレベルドメインと呼びます)。お名前.comでは620種類。ムームードメインでは400種類以上のトップレベルドメインを扱っています。

日本で登録数が多いドメインは「.com」「.jp」「.co.jp」の3種類になりますが、それ以外にも多くのドメインがあるわけです。

500種類以上あるドメインの大半は分野別ドメインと呼ばれるドメインになります。それぞれの分野を表したドメインです。

.comなどの人気ドメインの場合、すでに取得されているドメインも多いので申請したいドメインが登録済みだったなんてことも多くなります。

そのため、単一キーワードなどのドメインをどうしても登録したい場合は、.comのような多くの人が登録しているドメインは諦め、 「.inc」「.shop」「.sale」など、ご自身の用途にあった分野別ドメインで登録しても良いでしょう。

ドメインの種類はGMO運営のドメイン会社が圧倒的

それぞれの会社で取得できるドメインの種類を調べてみたところ、ゴンベイドメインとGMO系列のドメイン会社が多いことがわかります。 「お名前.com」「バリュードメイン」「ムームードメイン」などではそれぞれ500種類近くのドメインが取得できるようになっています。

会社名 取得できるドメイン種類
ゴンべイドメイン 1,000種類
お名前.com 約620種類
バリュードメイン 570種類
ムームードメイン 約400種類
エックスサーバードメイン 70種類
スタードメイン 50種類

その4.ドメインの登録実績数

それぞれのドメイン会社がどれくらい人気なのか1つの基準となるのが各社のドメイン登録実績数になります。 それぞれの公式サイトで紹介されている登録数について比較してみましょう。

ドメイン登録数を発表しているドメイン会社の中で登録数がもっとも多いのは「お名前.com」になります。 お名前ドメインの登録数は3,500万件となっており圧倒的な登録数だと言えるでしょう

その他にはバリュードメインやムームードメインも登録数が多くなっています。

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数値は約20年間にわたる運営期間における登録の実績数になります!

その5.Whois情報サービスの有料・無料

独自ドメインは取得をすると「メールアドレス」「担当者の名前」「電話番号」などがドメインの関連機構に自動的に登録されるようになっています。 これをWhois情報と呼びます。

このWhois情報は「Whois検索サイト」で誰でも調べことが出来るようになっています。

この情報開示を防ぐために、Whois情報で公表される個人情報をドメイン会社の情報で登録してくれるサービスがWhois情報サービスとなります。

これを設定すると、ドメイン会社のメールアドレスや会社名が表記されるため、みなさんの情報が出ることはありません。 「.co.jp」については法人用ドメインとなり表示が義務となるため、同様のサービスはありません。

このWhois情報サービスは、多くのドメイン会社で管理画面から設定を常に変更できるようになっています。ドメイン登録をした後からでも、変更ができます。
(解説:whois情報について

whois情報サービスの有料、無料

whois情報サービスは無料で利用できるドメイン会社が大半ですが、このページで紹介しているドメイン会社では唯一「お名前.com」のみ有料となるケースがあります。

お名前.comではドメイン取得の際に、同時にwhois情報を申し込むと料金が無料となります。契約時に同時申し込みをせず、後から申請した場合は料金が発生しますので気を付けましょう。

会社名 whois情報の登録
エックスドメイン 無料
ムームードメイン 無料
スタードメイン 無料
お名前.com 契約時のみ無料
ゴンベイドメイン 有料

Whois情報の「正確性確認」メールに注意しましょう

このWhois情報は情報が正確に入力されていないと「正確に情報が入力されていません」というメールがドメイン会社から届きます。

このメールが届いた場合、正しいWhois情報を入力しないと、ドメインが一時的に停止となり画面表示されないこともあるので注意してください。

ドメインの管理で1番注意して欲しいのは料金支払い忘れ

ワードプレスやホームページを作っていても、意外にドメインの管理画面に入るタイミングというのは多くありません。 一旦、ワードプレスを作ると、その後は「ドメインの管理画面に入るのは年に1回か2回しかない」という場合がほとんどになります。

そうなると起こりやすいのが、1年に1回しかない料金支払いの忘れです。

料金の支払いを忘れるとドメインは無効化されてしまいます

過去の経験で、ドメインの管理で1番大切だなと感じたのは、この毎年の料金更新になります。

そのための対策としては、クレジットカードの自動支払設定があります。期限前にはメールで何回も通知が来ますので、メールをチェックしていれば安心です。

また、「お名前.com」や「エックスサーバードメイン」なら支払いをハガキで知らせてくれます。 料金支払い期限が気になる人はこの2社をおすすめします。

おすすめドメイン会社7社

お名前.com

ドメイン専業会社としては1番契約数が多いのが「お名前.com」です。シェアNo1で最大手となります。 取り扱っているドメインの種類も多く、まとめて取得すると割引もしてくれます。 ドメインオークションなどもありサービスが多様なのが魅力です。

シェアNo1!「お名前.com」を詳しく

エックスドメイン

最もシェアを持つレンタルサーバー「エックスサーバー」の提携ドメイン会社がエックスドメインになります。 両方のサービスに同時登録することでドメイン料金が無料になるキャンペーンをよく展開しています。

「エックスドメイン」を詳しく

ムームードメイン

「お名前.com」と同じくGMO系列のドメイン会社です。 格安レンタルサーバーのロリポップと提携しているため、「ロリポップ」+「ムームードメイン」のセットで契約をすると ネームサーバーの設定が簡単にできます。

ロリポップの系列「ムームードメイン」を詳しく

スタードメイン

正規のドメイン料金が「お名前.com」より常に安くなっています。さらに加えてドメイン料金の20%がポイントとしてもらえます。 ここを運営しているネットオウルはエックスサーバー傘下です。安心して利用できるドメイン会社だと思います。

管理画面がとっても使いやすい「スタードメイン」を詳しく

名づけてねっと

NTTPCコミュニケーションズが運営するドメイン会社です。 NTTPCはレンタルサーバー「WebAERNA SuiteX」も運営しておりましてサーバーと同時に申込みをするとドメイン1年間無料・サーバー3ヵ月無料になります。

NTTPCコミュニケーションズ運営の「名づけてねっと」を詳しく

FC2ドメイン

無料ブログサービスなどで有名なFC2が展開するドメイン会社です。 「.com」料金が年間1080円となっています。

「FC2ドメイン」を詳しく

ゴンベイドメイン

ゴンベイドメインの特徴は、登録できるドメインの種類が多いことになります。 お名前.comやムームードメインよりもドメインの種類が多いので、これまでにないドメイン名で 登録したい方向けのドメイン会社になります。

「ゴンベイドメイン」を詳しく

まとめ

最近の独自ドメインは無料キャンペーンを実施する会社がほんとうに多くなりました。

今ではレンタルサーバーと独自ドメインをセット契約するのが当たり前のようになってきています。

ConohaWINGやエックスサーバーのような人気サーバーは常時キャンペーンを実施していますので、 レンタルサーバーを選んで、ドメインも一緒に登録してみましょう。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー