ドメイン取得への道

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ECサイト構築・ネットショップ作成サービス7選

ecサイト開設サービス

このページではECサイトを簡単に構築できる「EC構築サービス」と「ネットショップ作成サービス」について比較します。 これらサービスの呼び方としてASPカートと呼ばれてもいます。

ECサイトを構築するサービスには様々な種類がありますが、 無料プラン(月額料金0円)がある無料系ASP(Base、Stores、カラーミーショップ)と、 より法人向けのECサイトが構築できる有料系ASP(shopify、makeshop、futureshop)のサービスに分けるとわかりやすいかと思います。

無料系ASPのサービスは月額料金が一切かからない分、商材1つあたりの販売コストが高くなっています(5%~6.6%)。 その反対に有料系ASPについては月額料金が発生するぶん、販売コストが低くなっています(3%前半)

大体、月商で考えて10万円~15万円ぐらいまでであれば無料系ASPの方がコスト的にお得になります。 ただし毎月、まとまった月商がある場合は有料プランに乗り換えた方がコストがかかりません。 月商30万円をコンスタントに超えてくるECサイトの場合は、無料プランを考えず有料ASPを検討した方がよいでしょう。

機能的にはどのEC制作サービスでも基本的な機能を有しています。 そこに加えて有料系のものについてはそれなりに高機能になっていきます。

無料系プランのサービスは、「自分で商材を作っていて、それを販売したい方」「初期コストをかけずにECサイトを始めたい方」向けのサービスになります。

有料系プランは「法人である程度マンパワーがある」「最低でも月商は100万は超えたい」方に適したサービスだと言えるでしょう。

基本的にはどのASPも年々サービスが追加されていて、出来ることが多くなっています。

1.特徴

それぞれのサービスの特徴を簡単に説明します。

特長
BASE
ベース
無料プランあり
フリープランが大人気で国内170万ショップが開設。登録アカウント数は国内No1。 その分、販売ごとに6.6%+40円の販売コストが発生。
2022年4月から販売コスト2.9%のプランを開始され、販売コストが業界最低水準のサービスになりました。
STORES
ストアーズ
無料プランあり
無料プランにおける販売コストは5%でBASEよりもお得になっています。有料プランは月額料金2,178円で販売コストが3.6%になります。
HTML編集機能はないものの実店舗と連動するPOSレジサービスなども提供していて店舗連携に強みあり。毎月1万店舗が開設している。
COLOR ME
カラーミーショップ
無料プランあり
GMOペパポが運営。無料プランを2021年から開始。有料プランは4万5000店舗が導入している。
shopify
ショッピファイ
有料系ASP
世界175ヵ国、170万店舗が利用。有料プランは3つ(14日の無料期間あり)。 導入アプリ数は6,000個を超えていて、海外販売、デザイン、マーケティングなどアプリ連携で何でも出来る。
海外サービスのため英語が必要な場合もあり学習コストがかかるのと、アプリが有料な場合が多く費用が嵩むが、 現在最も登録数が増えていそうな有料系ASP。
Makeshop
メイクショップ
有料系ASP
販売コストが3.14%~とECサイトASPでも最低水準。650種類のサービス機能と170を超えるテーマ。月額費用は1万円と5万円の2種類。 1店舗あたり平均年商2,597万円。
ある程度の規模感があるECサイト向け、安定したECサイト作りならMakeShopというイメージ。出来ることが多くサポートと集客に強みを持つ。
FutureShop
フューチャーショップ
有料系ASP
導入企業2,900店舗。10社に1社が年商1億円を超えている。Makeshopよりも平均月商が多い。月額費用は22,000円と110,000円。 アパレル系ECの割合が30%、次いでフード系・コスメ系のECサイトが多く利用。

2.料金

初期費用・月額料金

初期費用と月額料金についてまとめています。

プラン料金
BASE 無料プラン:0円
有料プラン:月5,980円
STORES 無料プラン:0円
スタンダード: 初期費用0円、月2,178円
カラーミーショップ 無料プラン:0円
レギュラー: 初期費用3,300円、月5,800円
ラージ: 初期費用3,300円、月10,445円
※月額費用は(利用料金+決済手数料の最低金額から計算)
shopify ベーシック: 月29ドル
スタンダード: 月79ドル
プレミアム: 月299ドル
Makeshop プレミアム: 初期費用11,000円、月11,000円
エンタープライズ: 初期費用11,000円、月55,000円
FutureShop スタンダード: 初期費用22,000円~、月22,000~円
コールド: 初期費用52,000円~、月81,000円~
オムニチャンネル: 初期費用752,000円~、月152,000円
1件あたりの販売コスト(クレジットカード料率)

商材1件あたりにかかる販売コストについてまとめています。

販売コスト
BASE 無料プラン:6.6%+40円
有料プラン:2.9%
STORES 無料プラン:5.0%
スタンダード:3.6%
カラーミーショップ 無料プラン:6.6%+30円
レギュラー:4.0%~
ラージ:4.0%~
shopify ベーシック:3.4%
スタンダード:3.3%
プレミアム:3.25%
Makeshop フレミアム:3.19%
エタープライズ:3.14%
FutureShop
無料系プランの料金特徴

BASE、STORES、カラーミーショップの場合、最初に無料プランで始めて月の販売がある程度増えてきたら有料プランに乗り換えられるようになっています。 有料プランになると月額料金が発生するものの、販売料率が低くなるためトータルコストは減ります。

BESEについては2022年4月に有料プランが始まりましたが、販売料率が2.9%となっていてASPカートでも最も低い料金でプランが開始されました。 無料で始めて将来的に低いコストで頑張りたいECショップはBASEを検討してみましょう。

有料系プランの料金特徴

有料系プランの場合は月額料金が1万円近くかかるため、ある程度ECサイトの規模がある法人向けのプランだと言えるでしょう。 その分、販売料率は低くなっています。

また無料系ASPより機能がたくさんあるので、色々なことが実装できるのが有料系ASPのメリットになっています。

Shopifyなどはベーシックプランが4,000円ほどにになっているのでMakeshopやFutreshopより月額料金がかかりません。 ただしアプリ連携で有料課金になるアプリも多くなっています。トータルコストでは費用がかかってしまう場合もあるので そういった料金がかかることも考えておきましょう。

4.デザイン(テーマ数)

デザイン
BASE 50種類
STORES 48種類
カラーミーショップ 80種類
shopify 80種類(無料10+有料70)
Makeshop 170種類
FutureShop

5.付帯サービス(連携アプリ)

アプリや各種サービスによってECサイトに実装を追加することが出来ます。 セキュリティ、マーケティング、在庫管理、配送、分析など本当に様々なアプリがあります。

無料で利用できるものだけでなく、有料になるアプリもあります。

付帯サービス
BASE 80種類
動画、スライドショー、レビュー、クーポン、定期販売、予約販売、Googleショッピング連携、メッセージなど
STORES 動画、電子チケット、クーポン、定期販売、まとめ割引、告知ボード、ニュース作成
カラーミーショップ 350種類
shopify 6,000種類
Makeshop 650種類
FutureShop

6.向いている方

無料プランがあるBASEやSTORESは、まずは月商10万円~20万円を求める人がネットショップを持つのに最適なサービスになります。

一定金額を超える販売額(月50万)を求める場合は、有料系ASPの

規模感
BASE 1人~自営業
STORES 1人~自営業
カラーミーショップ 1人~自営業
shopify 自営業~法人
Makeshop 自営業~法人
FutureShop 自営業~法人
この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

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