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このページではブログの収益化に興味のある方に向けた解説ページになっています。
最初にブログを収益化する仕組みとブロガーの収益額データについて説明しています。 また、無料ブログやワードプレスを使った収益化のポイントを解説しています。
この記事を読むことでブログ収益化のための基礎知識と、実践のためのコツがわかるようになります。
まずはブログを収益化する仕組みを知りましょう。 収益化を行う仕組みを大まかに分けると次の3つの方法があります。
まず、A8ネットやアフィリエイトBなどネット専門の広告代理店が扱っている成果報酬型広告が1つ。 Googleのアドセンスに代表されるクリック単価広告が2つ目となります。総じてアフィリエイト広告とも呼びます。
3つ目は記事を有料化する方法です。このシステムを導入しているのは「note」と呼ばれるブログサービスになります。
このどれかを使って収入を得るというのがブログにおける収益化です。
成果報酬型の場合、自分のブログテーマや記事の内容にあわせて広告を選ばなくてはいけませんし、 どんな風に紹介するか考えなくてはいけませんが、単価が高い広告も多いです。
少ないアクセス数でも成約までつながれば、月に数万円というのは現実的なラインだと思います。 ジャンルにもよりますがアクセス数が1日で500ぐらいでも、それぐらいの成約にはなります。これが成果報酬型をおすすめする理由でもあります。
それぞれの広告がどのようなものなのかを説明してみます。
成果報酬型のネット広告では例えば格安SIM、ネット回線、各種保険、口座開設、クレジットカード、宅配スーパーなど生活に関する大手企業の広告や 化粧品、ダイエット商品、動画配信サービス、英会話スクール、資格、転職サイトなどなど、考えつくほぼあらゆるジャンルの広告と提携することが出来ます。
例えば最大手の「A8ネット」では常時5,000件近い成果報酬型広告を扱っています。
これらの多々ある広告からブログにあった広告を探して提携できるのが成果報酬型の広告になります。
成果報酬型の広告では提携先からバナー広告やテキスト広告を借りることが出来ます。例えばポイ活のバナー広告であれば次のように紹介できます。
↓節約系の記事があれば、ポイ活サイトだって紹介することが出来ます
そして、成果報酬型と対を成すのがクリック単価型のネット広告になります。
Googleアドセンスに代表されるクリック単価型の広告は、配置した場所に自動的に広告が表示されます。
広告自体も内容は適時アドセンス側が選出してくれますので、自分で選ぶ必要はありません。
そして、広告をクリックされるだけで1クリックあたり10円や20円といった金額で報酬が加算されます。
記事の有料化は基本的には「note」限定でのお話になります。
2014年にサービスが始まったnoteは新しいメディアプラットフォームとされ、ブログだけでなく様々なコンテンツを上げることが出来ます。
さらに記事などのコンテンツを有料化することが出来ます。無料会員でも最大1万円まで記事を有料化することが出来ます。
実際にブログ運営している人たちがどれぐらいの収入を得ているのか?気になるところですよね。
実は統計調査やブロガーの収入ランキングを調べることが出来ます。紹介してみます。
NPO法人のアフィリエイトマーケティング協会では毎年、主要ASPに登録している利用者に対して意識調査を行っています(2023年度は回答数1,114件)。
2023年度の調査データを確認すると約25%(4人に1人)が月収10万円を超えていることがわかります。
※アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023( アフィリエイトマーケティング協会)
月3万円以上であれば約35%(3人に1人)が超えています。
一方で40%近くの方は収入が0円もしくは1000円未満となっています。
「3人に1人は3万円超えるの?なら自分にも出来そう!」と感じるのか 「半分は収入がほぼ0円?割にあわない」と感じるのかは人それぞれですが、努力次第では副収入として収益を得ている人はそれなりに多いということがわかります。
そして人気ASPであるA8ネットでは毎月、成果報酬のランキングを発表しています。
TOPブロガーの様子が見うかがえるわけですが、ランキング上位は確定額が物凄いことになっています。
これは1ヶ月あたりの金額ですからアフィリエイトには夢がありますよね。
上のキャプチャを見てもわかるように、2020年や2021年に開始されたばかりの新しいサイトでもここに載ってきているのは興味深いです。
やる気さえあれば、今始めても1年~2年で成果を上げれる人がいるということです。
では、ここからは実際にブログを収益化するための具体的な流れについて説明していきます。
流れとしては次の3点です。
まず、収益化のためにはブログ本体を用意して開設しなければいけません。
無料ブログを借りて作るか、Wordpressを作るかのどちらかです。
無料ブログは「Amebaブログ」「はてなブログ」 「note」などが有名です。これらの公式サイトでアカウントを作ることでブログを借りることが出来ます。 アカウント作成も非常に簡単です。
「Wordpress」はレンタルサーバーと独自ドメインを契約して自分で構築することになります。 費用がかかりますが収益化に向いているため、ブログ作成の目的が収入目的であればWordpressは非常におすすめです。
では、それぞれについて始め方と収益化のコツをかんたんに説明してみたいと思います。
Wordpress作成にはレンタルサーバーと独自ドメインを取得する必要があると説明をしましたが、 今ではスターターパックという契約方法があり、サーバー契約、ドメイン契約、ワードプレス作成の3つが契約時に同時にできるようになっています。
スターターパックはシェアNo1のエックスサーバーやConoha WINGで導入されている仕組みになります。 初心者の方でも30分ぐらいでWordpress開設まで出来るように超簡易化されています。
Wordpressを使っているとわかるメリットは次の4つです。
最近はブロックエディターと呼ばれるエディタがどんどん進化してきているので、良いテーマを選べば装飾的にとてもハイクオリティな記事が書けるようになっています。
広告も自由に配置・設置できますし、SEOにも強いです。
質の高い記事が作れてSEOに強くアクセスを集めやすくなっているだけでなく、訪問者が増えてからは自由に訴求できる広告によって総じて 収益化に向いているのがWoedpressになります。
Wordpressはレンタルサーバーを借りるので、最低でも月数百円のコストがかかります。 1番人気のエックスサーバーやConoha WINGだと月額1,000円ほどになります。
またWordpressの使い方はテーマやプラグインなど独特の機能も持っているので、 使い方を覚えるまでにはある程度学習コストがかかることになるでしょう。
Wordpressの場合、クオリティの高い記事が書けますが無料ブログではこれは出来ません。 「吹き出し」機能1つとっても無料ブログにはついていない機能になります。
次は無料ブログについてです。
無料ブログはメールアドレスがあれば簡単にアカウント開設が出来ます。 登録自体は数分で出来るでしょう。
そして、無料ブログの場合はブログサービスによってアフィリエイトの掲載がOKだったりNGだったり、それぞれ特長があります。 各ブログサービスの特長や規約を理解して、それに沿った対応を取ることが大切です。
AmebaブログではAmeba Pickと呼ばれる独自のアフィリエイトシステムがあります。 ただし、A8ネットなどのアフィリエイト広告は禁止されています。
女性向けユーザーが多くSNS要素が強いです。SEO向けの記事を書くというよりコミュニティ内で人気になるような記事を日記ブログ的に 発信したい方に向いています。
はてなブログはASPアフィリエイトの掲載が認めらています。また、「はてなブックマーク」と呼ばれるソーシャルブックマーク機能があり 無料ブログの中ではSEOに強いと言われています。
そのため、無料ブログでアフィリエイトをするなら1番向いているブログサービスと言えます。
NoteはアフィリエイトNG。その代わりに記事の有料化が出来ます。ノウハウ的なことを販売したい方に向いているブログになります。
ブログデザインはシンプル。装飾などはほとんどなくテキスト主体のエディタとなります。
ブログで収益化を実践するためのポイントをまとめてみました。
すべてを必ず実践しなければいけないということではありませんが、このポイントを抑えた記事作りができれば、 ほぼ収益は付いてくると思います。
まずは日記のような私的なブログではなく、いくつかのテーマに特化してブログジャンルを決めておいた方が良いです。
日記的なものを書く場合、SEOからの流入はほぼ見込めません。そのため収益化目的であれば止めておきましょう。
ジャンルについては完全に収益化に振り切るのであればアフィリエイトの広告を主体に考えて「稼ぎやすいジャンル」みたいなテーマで選ぶのもありですが、 基本的には自分が仕事にしていることや過去に経験しているようなことが良いでしょう。
記事を書くとき最初にテーマを決めていると思いますが、キーワードボリュームを意識して作るとベターです。
キーワードボリュームを調べるにはラッコキーワードやエイチレフスなどのWebサービスの利用が必要になりますが、 大体の数値を調べるだけであればGoogleのサービスを利用すれば無料で調べることもできます。
ある程度、需要のあるキーワードにして記事を書くことでアクセス数の増加が見込めます。
また、キーワードボリュームを調べることでどんなキーワードに需要があるのかがわかってきます。 自分が思いつかないキーワードが沢山見つかることにもなりますし、記事のネタも増やすことが出来ます。
文字数は可能であれば5,000文字以上あった方が良いです。
記事の長さが絶対という事ではありませんが、最近の傾向としては上位表示されいる記事は大体が長文です。
1つの記事テーマから5,000字ライティングするのは本当に大変だと思いますが、見出しを増やす工夫などして 5,000字を書けるようにしておきましょう。
テキストだけの記事を作成するのではなく、枠線つきボックス、吹き出し、表、リストなどを積極的に使って 記事の装飾を行いましょう。
今のワードプレスに搭載されているブロックエディタでかつ人気のテーマを使えば、20種類以上の装飾が簡単に設置できるようになっています。
装飾と同様にコンテンツを充実させる方法として、データをまとめたり数字をまとめたりしたものを表することも、有効です。
ここまで書いたポイントを実践したレベルで記事を量産することができれば、自然とアクセス数が増えていくと思います。
ブログにアクセス数がついてから成約するためのコツを紹介します。
まずはどのページにアクセス数がついているのかを把握しましょう。無料ブログでもGoogleアナリティクスは導入できるところが大半なので、 アナリティクスを導入してみましょう。
流入があるページがわかったら、そのページがどのようなキーワードで検索されているのかを把握しましょう。
この辺りはGoogleサーチコンソールを利用すると無料で調べることが出来ます。
検索キーワードがある程度わかったら、そのキーワードで検索してくる人が何を求めているのかを考えます。 検索意図にそった内容で記事がかけているのがベストです。
例えば「メールアドレス 作成」で検索上位に表示されていたとしましょう。この時に
どういった検索意図で検索をしてくるのか。これを予想するわけです。
検索意図まで見えてきたら、あとはそれにそった広告を探します。
4つの工程を経て、ようやく紹介するべき広告が決まりました。
ここから、どうやって記事内で訴求していくのかを考えます。
興味をもってもらるように商材のメリットやデメリットを伝えるのか。商品の訴求方法を考えましょう。
shiba
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
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