
当ページでは、実際にWIXでホームぺージを作ってみたレビューに加えて料金体系やメリットデメリットについて解説をしています。
WIXを簡単に説明すると「ドラッグ&ドロップのマウス操作で、誰でもかんたんにホームページが作れる」サービスになります。
HTMLを理解していなくても800種類以上あるデザインテーマから好きなテーマを選んで、 後はテーマを編集してホームページを作ることができます。
さらにWIX ADIと呼ばれるサービスでは、幾つかの質問に答えるだけでイメージに近いホームページが作れます。
この簡易ホームページ作成のサービスには日本で言えば「グーペ」や「ペライチ」、 海外では「Weebly(ウィーブリ―)」や「Squarespace(スクエアスペース)」などたくさんの会社が参入しています。
WIXは1億人以上という圧倒的な登録者数で、世界でも日本でも最もシェアを持つサービスになっています。
無料プランがあって0円でもホームページが作ることが出来ます。
1.無料でかんたんに作れるWIXの凄さ
誰でも、かんたんに作れるということで1日~2日かけて実際に作ってみたのがこちらになります (美容室WIX)。 スマホ表示はかなりズレて表示されていますが、PCで見ると少なくともそれなりの出来に見えます。

まず、感想を述べると本当にかんたんに作れてしまったというのが率直な意見です。
私の場合、10年以上ホームページ制作に携わっていますので、慣れているというのもありますが、 簡単にインタラクティブな動きのあるWebサイトが作れます。
ちなみに2日で作ったサイトは、テンプレートを選んでから、 有料の素材サイトで探した海外女性モデルのイメージを設置して作っています。
WIXでホームページを作るには「2通りの方法」がある
そして2022年の今では、美容室サイトを作った当時より遥かにサービス内容がグレードアップしています。
まず、制作面で言えば「Wix ADI」が実装されました。 これは、簡単な質問に答えるだけでAIが自動的に最適なホームぺージを 作成してくれるサービスになります。その後、カスタマイズも出来ます。
WIXでホームページを作る場合は「Wix ADI」で作るか、今まで通りに「デザインテーマ」を選んで作るか最初にどちらかを 選択する形になります。

どちらの方法で作成をしても「チャット」「予約機能」「購読フォーム」など、たくさんの関連アプリが用意されています。 アプリをインストールするだけで高度なサービスが導入できます。

次の画像はWix ADIで作成していている場合の画面になります。どんな雰囲気のサイトにしたいか、好きなデザインを選ぶことが出来ます。

さらにページにどんな機能を実装したいのか、選ぶことが出来ます。 「会社概要」「メンバー紹介」「お問合せ」など、選ぶだけで個別に機能を追加することができます。

このように、Wix ADIでは質問に回答するだけでホームぺージが作れます。
作り終えた後もアプリを追加すれば、コミュニティのフォーラムページを作ったり、チャットボットを設置することも出来ます。
以前は、普通のコーポレートサイトや店舗の紹介用サイトを作れるだけのサービスのイメージでしたが、 今ではWeb制作会社とIT開発の会社が合わさって作ったようなホームぺージも作れるようにまでなっています。
ただしWix ADIで作ったサイトをテーマに変更したり、反対にテーマで作ったサイトをWix ADIに変更することは出来ません。 どちらの方法で構築していくか、無料版で体験して比較すると良いでしょう。
2.WIXのここがすごい!
(1)デザイン性があるテンプレートが800種類ある
Wix Adiではなくてデザインテーマから作る場合も、メリットがたくさんあります。 まず第一のメリットとしては、デザイン性に富んだテーマが800種類以上も用意されていることでしょう。
美容院、飲食店、会社のコーポレートサイトなど色々な分野のテンプレートがあります。 フラットデザインでクオリティが高いテーマも多くなっています。

(2)かんたん操作で作れる、編集ができる
WIXではマウス操作のドラッグ&ドロップでホームぺージが編集出来るようになっています。
画像の大きさを変えるのもマウス操作だけで出来ますし、スライドを入れたり、フレームを選んで枠を作ったりなんてこともボタン1つでしてくれます。
アニメーションやフレームの種類が多いのも魅力で、選んでボタンでクリックしておしまいです。
文字の入力にしても大きさ、書体、そしてドロップシャドウなどのデザインパターンがいくつも用意されていて、とてもカンタンです。ボタン1つです。
この作業をHTML、CSS、フォトショップなんかを駆使して作るとなると本当に大変というか、 Web制作者が1か月ぐらいかかりそうなサイトを、ボタン1つの処理で出来てしまうのには驚きました。
しかも知識はほとんど要らないため、誰でも作ることができます。

(3)自分でコーディングして編集することも出来るように
また、WIXでは開発者向けサービスとして、Webアプリケーションやデータベースと連携をした ホームぺージ制作もできるようになっています。またHTMLも自由にいじることが出来ます。
これにより「WIXで作るホームぺージをもっと良くしたい」という方は、自分自身で制作していくことが出来るようになっています。

(4)250種類以上のアプリで機能を実装できる
さらに「WIXストア」「WIXフォーム」「WIXチャット」「WIXフォーラム」様々な機能を持ったアプリが開発されていて、WIXアプリとして導入することが出来ます。
予約プラットフォームや、会員専用アカウント、翻訳アプリなどのアプリもあります。多くのアプリは有料になりますが無料で利用できるものもあります。
3.WIXのここが気になる!
SEO対策が難しい
WIXは基本的に「デザイン性が高いコーポレートサイト」や「ショップ用のサイト」などを作るのに適しています。
イメージとしては5ページから10ページぐらいのボリュームのWebサイトになります。
一方で、沢山のページを作ってアクセス数を増やしたいメディアサイトには向いていません。 WIXは自動でコーディングしてくれる分、Webサイトのソースは自動生成されるJavascriptやCssで埋め尽くされているため、 SEOに適した作りにはなっていないのが現状になります。
実際、Googleなどの検索で1ページ目に表示されるサイトは、現時点ではワードプレスで作られたサイトが多くWIXのサイトはあまり出てきません。
集客が狙いの場合はWordpressでの作成がベターでしょう。
機能のアップグレードに伴って操作も難しくなっている
WIXは簡単ホームページ作成サービスの競合他社よりも、圧倒的に多くのことが出来るサービスになっています。ただし、最近では機能が高度化したことによって操作が難しくなっているイメージを持ちます。
2016年当時は、初めての操作でもなんとなくの操作で作れていましたが、2021年では出来ることが増えた分、 WIX自体のカスタマイズ方法を知らないと、簡単な変更が出来なくなっています。
WIXを覚える学習コストはかなり増えていると言って良いでしょう
ある一定の水準以上のサイトを作りたい場合は、Wordpressのようにある程度の学習時間が求められると思います。
4.WIXの料金について
Wixには無料プランがあるため、0円でホームページを作成することも可能です。また、目的に合わせて選べる4種類の有料プラン(プレミアムプラン)が用意されています。
すべての有料プランでWixの広告が非表示になり、1年間のドメイン無料クーポンやSSLセキュリティ、24時間カスタマーケアが標準で付属します。
各プランの主な料金体系と機能について紹介します。
プレミアムプラン
ビジネスサイト、個人サイト、EC機能(オンライン決済やサービス予約など)の必要性に応じて、以下の4つのプランから選択できます。
| パーソナル | スモールビジネス | ビジネス | ビジネスプライム | |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 1,300円 | 2,300円 | 2,700円 | 13,500円 |
| 年間割引月額 | ※一括払い時の割引あり | ※一括払い時の割引あり | ※一括払い時の割引あり | ※一括払い時の割引あり |
| 広告表示 | 非表示 | 非表示 | 非表示 | 非表示 |
| 独自ドメイン | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) |
| データ容量 | 2GB | 50GB | 100GB | 無制限 |
| 主な機能 | サイト管理者2名 ライト機能 | サイト管理者5名 決済・予約(標準) | サイト管理者10名 決済・予約(高機能) | サイト管理者100名 企業レベル機能 |
Wix Studio プラン
主に制作会社やWebクリエイター、ビジネス企業を対象としたハイエンドWeb制作・管理プラットフォームの料金体系です。
単にWebサイトを公開するだけでなく、プロ仕様のデザイン機能、開発ツール、複数チームでの共同編集、クライアントサイトの一元管理までを一体化したシステムとなっています。
| ベーシック | スタンダード | プラス | エリート | エンタープライズ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 1,400円 | 2,100円 | 2,500円 | 12,000円 | 要問い合わせ |
| 用途・ターゲット | オンラインブランドの構築 | オンライン決済の受け付け | リード獲得と売上拡大 | ビジネスの成長加速 | 大規模事業向けのサイト管理 |
| データ容量 | 10 GB | 50 GB | 120 GB | 無制限 | カスタム |
| サイト共同管理者 | 3 名 | 5 名 | 10 名 | 100 名 | 無制限 |
| CMS アイテム | 1,500 | 4,000 | 20,000 | 10,000,000 | カスタム |
| 独自ドメイン | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) | 〇(1年間無料) | 〇(カスタム対応) |
| オンライン決済 | — | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| サポート体制 | 標準 | 標準 | 優先サポート | 優先サポート | 専属アカウントマネージャー |
| 主な特徴・インフラ | サイト基本機能・Wixロゴ非表示 | Eコマース・決済・予約の標準対応 | 高度な予約・マーケティング機能 | 専用データインフラ(高速処理) | SSO認証・監査ログ・複数サイト一元管理 |
競合サービスとの比較
シンプルなWebサイト制作における競合としてはペライチ(無料プランあり)などがあり、本格的なECサイト構築サービスとしてはShopifyやBASEなどが挙げられます。
独自ドメインとWhoisプライバシーについて
有料プランを契約すると、初年度は対象の独自ドメイン(.com、.net など)が1年間無料で取得できます。2年目以降の更新や他社からのドメイン移管・接続にも対応しています。
また、Wixでドメインを取得・運用する際はプライバシー保護(Whois情報の非公開設定)も提供されていますが、ドメイン単体の維持管理コストを抑えたい場合は、「お名前.com」や「ムームードメイン」などで独自ドメインを取得し、Wixに接続して運用するのも選択肢の一つです。
5.メリット
利点は「とにかく簡単でクオリティが高い」こと。
WIXのメリットは、なんと言っても本当に簡単に見た目のクオリティが高いホームページが作れる。 ということに尽きると思います。 実際にWIXを利用しましたが2時間ほどでフルスクリーンのおしゃれなサイトが作れてしまい驚きました。
まったくの初心者の方でも覚えることは「どのボタンにどのような効果があるか」といったことぐらいで良いので、 1週間~2週間あれば相当のものが作れると思います。 そういった意味で個人のポートフォリオサイトや中小企業や店舗などのお店のホームページには向いていると思いました。
- ドラック&ドロップによる操作で簡単にホームぺージが作れる
- WIXアプリによって、250種類以上のアプリがインストールだけで実装できる
- Web制作会社が作成したようなデザインレベルのホームページが作れる
- 無料プランがあり0円でもホームページが作れる
- テンプレートの種類が800種類と多い
6.デメリット
Google検索に弱いかもしれない
WIXはとても簡単にデザイン性に優れたホームぺージが作れる一方で、 Gooleなどでアクセス数を集め、集客したい場合は向いていないと考えています。
実際、Google検索で1ぺージに表示されるホームぺージは、 ワードプレスで作ったサイトが多くなっています。 Google検索で集客を考えている場合は、どちかというとワードプレスの方がおすすめと言えます (1日でわかるワードプレス完全解説)
- 海外発のサービスでサポートが弱い
- SEOに弱い
- 無料プランやドメインプランではホームページにWIXの企業広告が表示される
- HTMLの知識はいらないが、高機能な分WIXの操作に慣れるまで時間がかかる
7.まとめ
結論として、WIXのサイト作成ツールとしての性能は破壊的なもので、本当に経験0の初心者の方でもセミプロレベルに近いデザインのサイトが作れます。それも簡単に。 「テンプレート」を選んで、無料素材サイトなどでしっかり写真や素材を選べば、1~2週間で十分なホームページができあがります。
私が考えるWIXの利用に適しているのは次のような方です。
- 会社のコーポレートサイトを作りたい人
- 美容院や飲食店などの店舗サイト
- キャンペーン時に広告用のページを作りたい人
WIXはおしゃれなページ、写真や画像を使って見た目にわかりやすいページの作成にとても優れています。 ですから美容院や飲食店などの店舗用のサイト、また企業のコーポレートサイトの作成ツールとして最適です。 ホームページ作成が初めての方や、いきなり任されてしまった人でも十分なものを作ることができると思います。
料金体系のわかりづらさや、サポートが不十分な点はありますが、デザイン性に優れたホームページを作りたい。という方にとってはWIXは最適じゃないかと思います。
WIXのサービスはとても人気があるため、各社同じようなサービスを展開してきています。 次に紹介するのは有料になりますが簡単ホームページ作成サービスの1つになります。
WIX以外のホームぺージ作成サービスを調べてみたい方におすすめします。
・店舗に特化したかんたんホームページ作成「グーペ」徹底レビュー
WIXが向いている人、向いていない人
自分で作るホームページで「広告が入ってもいいから無料でサイト作成したい」という考えてあれば、 これはWIX1択で良いと思います。
また、会社やお店のサイトをとりあえず簡単に作りたい。 ということで、5~10ページぐらいのデザインに凝ったサイト作成もWIXが適しています。
もしGoogle検索で集客をしたいということであればワードプレスをおすすめしていますが、 ワードプレスの作成であればエックスサーバーがおすすめになります。