ワードプレス移行

「お名前レンタルサーバー」から「エックスサーバー」にワードプレス移行の解説

これまであまりワードプレスを使ったホームページは触ったことがなかったのですが2015年頃から「1回作って見よう」ということで、ワードプレスを「お名前レンタルサーバー」で作成してみました。

1年後、急激にサイトが重くなってしまい、あれこれ試してみたのですが解決できなかったため「サーバーの影響では?」ということでエックスサーバーへの引越しを決意。

今回は、その時の移転の体験談をもとにしたコラムになっています。

サーバー移行にかかった時間は2日

ワードプレスの引越しを決めてから、実際に作業に入って移転が完了するまで大体2日ほどかかりました。まず、初めてのワードプレス移転ということで要領がわからず、いろいろと調べていたため、調べる時間に大半をついやした気がします。

最初とても難しいのではないかと思っていたワードプレスの移行ですが、 ワードプレスの基本機能である「エクスポート」「インポート」機能をつかえば、それなりに簡単に作業できることがわかりました。

最初は「phpMyAdmin」「MYSQL」などのデータベースソフトのエクスポートをしろだの、移転にあたりどのプラグインが良いのか調べていましたが、結局のところ実際に作業した内容はそれよりもシンプルでした。

「お名前レンタルサーバー」→「エックスサーバー」へのワードプレス移転作業について説明していますが、他のレンタルサーバーを活用している方でも勉強になる内容になっていると思います。

1.データ抽出作業

お名前レンタルサーバーに入っているワードプレスデータを抽出するには、ワードプレスの管理画面から「エクスポート機能」を活用して作業することが出来ます。

1.ワードプレス管理画面の「エクスポート機能」で記事データを保存

エクスポート機能での操作ですが、これが本当に簡単です。 管理画面から「ツール」→「エクスポート」で画面を出して「すべてのコンテンツ」を選択してクリックして保存するだけです。そうすることで自動的に「.xml」ファイルが保存できます。

保存した「.xmlファイル」はこれまで書いてきた記事データになります。 データにはテキストの大きさ、赤字、太文字などの装飾に関するデータも含まれています。

個人的に言えば、データ移転ではこの記事データこそが1番大切なデータであって、移転先のワードプレスを開いて管理画面から「インポート」すれば、すぐにデータを戻すことができます。

ただ、「.xmlファイル」だけではデザイン関係のデータは戻せません。 デザインなど他の部分も移行するにあたり「テーマ」ファイルなどの抽出方法を説明します。

2.FTPサーバーから「テーマ」ファイルを保存

次に行った作業は「画像」「テーマ」「プラグイン」などのデータ抽出になります。 データはFTP内に入って作業しなくてはいけません。

エックスサーバーの場合、まず、管理画面からFTPにログインして「ドメイン名」→「public_html」→「wp-content」の順番で該当フォルダまで辿りつけます。

「/wp-content/uploads/」(画像データ)
「/wp-content/themes/」(テーマデータ)
「/wp-content/plugins/」(プラグイン関係)

大切なのはまず「/wp-content/uploads/」ここにこれまでの画像ファイルのデータが入っています。 そして「/wp-content/themes/」これにはテーマファイルが入っています。テーマファイルの中には「.css」や「.php」ファイルのデータも 入っていますのでデザイン周りをいじっている人はこのデータもかなり大切だと思います。

そして「/wp-content/plugins/」はプラグインデータです。

これをFTPからダウンロード。自分のパソコンにデータを保存しておきましょう。

データの抽出作業はこれで完了です。

3.「各種設定」を保存

次に行ったことは、ワードプレスの管理画面からパーマリンク設定など「各種設定」のメモによる保存になります。

まず「パーマリンク」の設定を保存しましょう。 ここを見落としてしまうと、サーバー移行した後のページのURLが変わってしまうので、いままでのSEO効果などが0になってしまうことになります。

なのでパーマリンク設定の確認は必ず忘れないでください

確認方法はワードプレスの管理画面から「設定」→「パーマリンク設定」だけになります。 設定を確認して、それをメモなどに記録してください。

設定は選択式になっているので、どの設定にチェックが入っているか見るだけですし、 カスタム構造に設定されている場合だけは、自分でパーマリンク構造を入れているのでその部分をコピペしておくだけでOKです。

またその他にも「ワードプレスURL」「サイトURL」なども合わせてメモしておきましょう。 こちらも次のワードプレス画面で同じ設定にしてください。

ここまでの作業まとめ

このように移転にあたってのデータ抽出作業は主に3つにわけられます。①「テキストデータ」のエクスポート②「テーマ」の保存③「パーマリンク」など各種設定のメモ。になります

比較的、難しい作業は「テーマなどの抽出作業」になります。 借りているレンタルサーバーの管理画面からFTPデータに入り、該当のファイルを探すことになりますが、FTPへの入り方など知るにはマニュアルを読まないと難しいでしょう。

データを入れる作業

次に別サーバーへデータを入れる作業になります。ここではエックスサーバーを使っていますのでエックスサーバーでの説明になります。 データ移行にあたりエックスサーバー側でワードプレスの開設はすでに終わっているものとして説明を始めたいと思います。

ワードプレスの管理画面からインポート作業

無事にワードプレスの初期画面が確認できたら、ようやく、新しいワードプレスをこれまでの状態に戻すためのインポート作業が始まります。

まずはワードプレスについている「インポート機能」で記事データを入れ込んでいきましょう。 旧サーバーからエクスポートして取得した「.xml」ファイルをインポートすればOKです。

管理画面の「ツール」→「インポート」をクリックして、該当ファイルを選択してください。これで記事がぜんぶ復活することになります。

手動でパーマリンクなどを設定

次に旧サーバーで設定していたパーマリンクを設定してください。これで記事のURLが以前のカテゴリー構造のものに戻ります。 ここまでの2つの工程はかんたんなので、30分ほどで出来ると思います。

「/wp-content/~」をアップロード

3点目の作業は「/wp-content/uploads/」(画像データ)、「/wp-content/themes/」(テーマ※デザイン関係)、「/wp-content/plugins/」(プラグイン関係)のアップロードです。 ここではエックスサーバーのFTPログインデータを調べる作業と、FTPを使ってお名前レンタルサーバーから落とした上記データをアップロードする作業が必要になります。

ネームサーバー変更

ドメイン会社の管理画面で「ネームサーバー設定」を変更する

また、ネームサーバーを「お名前レンタルサーバー」→「エックスサーバー」に切り替えてあげる作業が必要になります。

私の場合はドメインを「お名前.com」で取得していましたので、「お名前.com」の管理画面からエックスサーバーへネームサーバーの変更を行いました。

ネームサーバーの変更についてはこちらのページを参考にして下さい。 ※(ネームサーバーの設定方法について

設定変更すると「48時間以内に~」とかなり時間がかかるようなことが書いてありますが、個人的にはネームサーバーの設定変更後、 どこのドメイン会社も大体1時間ぐらいすれば切り替わっています。

これまでのサイトURLで画面を表示させてみて、ワードプレスの管理画面が初期状態になっていれば、ネームサーバーの切替が成功したことになります。

感想

はじめてのワードプレスの引越しということもあり、2日の時間がかかってしまいました。時間がかかった理由としては、いろんな方法がありすぎてどのやり方が正解なのか まったくわからなかったことがあります。最初は「MYSQL」のようなデーターベースにログインして必要なデータをバックアップする。ということで まずデータベースへのログインを試みていましたが、これが個人的にものすごく難しくてログインすら出来ませんでした。

そもそもデータベースへのログイン自体も必要なかったので、これはとても回り道をしてしまった感じがしています。

今回、説明したやり方以外にもいろいろと方法はあるのだと思いますが、個人的にはFTPの操作がわかる人はこのページのやり方がシンプルなのではないかと考えています。 個人的にもう一度ワードプレスの移転をするのであれば、このやり方で進めると思います。おそらく数時間で出来るのではないでしょうか。