ドメイン取得への道

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1年間で感じたGmailの"8つの特徴""メリット・デメリット"(2023年5月修正)

Gmailの特徴とメリット・デメリット

個人用メールとしてだけでなく、仕事用のメーラーとしても活用されるGmail。今やGmailはメールサービスで圧倒的な人気になっています。

日本ビジネスメール協会の「ビジネスメール実態調査」では、 仕事でGmailを導入している方が4割近くにまでなっています。

私自身も1年近く業務でGmailをメインメーラーとして活用していました。

そこで当ページではGmailにどんな特徴があって、どんな機能が便利なのか。 どんなところが不便なのか。体験談をもとに詳しく解説してみたいと思います。

Gmailの8つの特徴

まず、Gmailの主だった特徴を紹介します。

1.どのパソコン、スマホでもすぐ簡単に見ることができる(Webメール)

Gmailの1番の特徴はWebメールの機能を持っていること。 メールとはブラウザだけでメールの送受信が行えるシステムになります。

簡単に言うと、インターネットにつながっているパソコンやスマートフォンであれば、 どのデバイスからでもブラウザやアプリを立上げてIDとパスワードを入れることでメールを行うことが出来ます。

情報の同期が出来ているため自宅のパソコンでも、スマートフォンでも、 どのデバイスで見ても全く同じ情報を見れるというのが強みです。

2.無料でメールアドレスを作ることができる

Gmailは誰でも無料でメールアドレスを作ることが出来ます。 メール容量も15GBもあるので、添付書類などなく、普通に送られてくるメールであれば、数万通は問題なく受けることが出来ます。

メールアドレスの作成も簡単で、10分もあればGmailアドレスを作ることが出きます。
(解説:GoogleアカウントからGmailアドレスを作る

3.スパムメールがほとんど届かない

Gmailではスパムメールがほとんど届きません。 過去、他のメーラーを使っていました際には沢山のスパムメールが届いていましたが、 Gmailの場合では驚くほどその類のメールが削除されます。

他のメーラーからGmailに移行して1番驚いたのは、このスパムメールの排除率の良さになります。

4.無料版でも15GBのデータ容量がもらえる

Gmailは無料アカウントでも15GBものデータ容量をもらえます。

テキストだけの容量が軽いメールを送るだけであれば数十万通は問題ありません。メールに添付ファイルを付けたとしても数万通は送れるでしょう。

ただし、このデータ容量はGmail専用のものではありません。Googleドライブなどのオンラインストレージとも共有しての容量になります。 動画などをGoogleドライブに保存する場合、けっこうすぐに容量を消化してしまいます。

データを増やしたい場合は月数百円で有料版に乗換え可能となります。

5.1通あたり25MB迄データを送信できる

Gmailは1通のメールあたり25MBまでのデータを送信・添付することができます。 かなりの容量を一括で添付できることになります。

仕事で作ったデータ量の多いエクセルファイルや、解像度の多い画像がいくつかあっても、ほぼ問題なく、そのまま添付してメールを送ることが出きます。

6.マルチログインにより2個のGmailも同時活用できる

Gmailには複数アカウントでログインが出来る「マルチログイン」と呼ばれるサービスがあります。 仕事用と自分用のように違うGmaiアカウントがある場合でも、わずかなボタン操作だけで簡単にアカウント移動が可能になっています。

普通はアカウント移動する場合、まず一旦管理画面から出て、IDとパスワードを入れて、再度、別アカウントの管理画面に入る。という操作を行なわなくてはいけません。

そのため、電車で移動中の時などスマホ操作でアカウント移動を行うのは、本来かなり難しい作業になります。しかし、Gmailではボタン操作だけでアカウント移動が出来るため、電車に乗ってスマホで操作していても、スムーズにアカウント移動が出来るようになっています。

過去のメールを調べる場合、Gmailでは様々な条件で検索することができます。

キーワードによる検索だけでなく 「2020年1月~3月までのメール」といったように期間を決めて調べることもできます。 また「PDFファイルが添付でついているメールだけ」を抽出する。といった過去メールの調べ方もできます。

これらの調べ方を活用するには「Filename(ファイルネーム):pdf」といったように独自の調べ方を覚えなくてはいけませんが、 特殊な検索をすることが出来ます。

8.他のGoogleのWebサービスが利用できるようになる

Gmailのアカウントを作るとGoogleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleドライブなど、様々なサービスが利用できるようになります。

提供されるWebサービスは基本的にすべて無料で利用することが出来ます。提供されるWebサービス(一部)は以下になります。

Googleサービス

  1. Googleドキュメント:文章作成ソフト
  2. Googleスプレッドシート:表計算ソフト
  3. Googleスライド:プレゼンテーション作成
  4. Googleカレンダー:スケジュール管理
  5. Gmail:フリーメール
  6. Googleドライブ:オンラインストレージ
  7. Googleフォーム:アンケート作成
  8. Google Meet:ビデオ会議

以上がGmailの特徴と、利用して感じた感想になります。

パソコンと携帯電話のどちらでもメールが出来ますし、情報も常に同期されています。 外出先でもスマホを使ってメールの確認や送信が簡単に出来るのでとても便利です。

Gmailのメリット・デメリット

ここからは使ってみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。

主に機能面のメリット・デメリットについて紹介しています。

メリット

Gmailを利用して感じたメリットは次の3つになります。

1.宛先の入力がとても便利

Gmailは宛先の入力がとても簡単です。 宛先を入力するとき、一度でもメールを送ったことがある人であれば、宛先欄に名前を一文字入力するだけでメールアドレスが引っ張ってこれます。

アルファベットや日本語どちらでも引っ張ってきます。一文字だけ入れた場合、該当する数名のアドレスを引っ張ってきます。

また、「to」に入れるメールアドレスを「cc」に間違えて入力してしまった場合なども、わざわざ削除して入れ直すことなく、 ドラッグ操作やスワイプ操作などマウス操作だけでアドレスを移動させることができます。

2.過去メールの検索が速い

Gmailの検索機能はとても優秀なだけでなく、調べるスピードも速いです。

キーワードを入れれば数秒かからず過去メールを検索してきてくれます。どれだけ沢山のメールがあっても操作性が軽いままで 負担なくメールが出来ます。

3.広告が表示されない

Gmailでは無償版であっても画面にバナー広告が表示されないように出来ます。

ただし、メールアカウントを作成した初期状態では「広告あり」の状態となっています。 設定を行うことで広告表示をOFFにすることが出来ます。

広告表示が気になる方は、設定を行っておきましょう。

デメリット

1.操作ミスでアーカイブされてしまう。

これはスマートフォンでGmailを確認しているときに起こりがちなことですが、メールタイトルを左から右にスワイプするとメールが自動的に「アーカイブ」 フォルダに移動してしまいます。

2.1通で何回もメールをすると情報が追いにくい

1通のメールで何回も相手と連絡をしている場合、情報が追いづらいイメージを持っています。

これはGmailのインターフェースの問題もあるのかもしれませんが、 同じメールで5往復ぐらいやり取りをすると内容を探すときに大変になってきます。

Gmailまとめ

Outlookを使っている方がGmailを導入すると、慣れるまでに時間がかかりますが、 一度使い始めるととても魅力的な機能が多いのがGmailと言えます。

Gmailのメールアカウントの作成は、Googleアカウントを作るだけ ですぐに持てます。まずは1つ自分用のGmailアドレスを作ってみてはどうでしょうか。


この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

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